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逃げ上手の若君(The Elusive Samurai) 18巻 raw・ネタバレ

逃げ上手の若君 18巻
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逃げ上手の若君 18巻

少年 / ジャンプ+ / 集英社
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漫画 紹介 Manga Guide

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京の目前で粉砕された北畠顕家の野望。足利の鉄壁を前に、時行は仲間と共に泥沼の撤退戦を強いられる。戦場の空気が死の予感で満ちる中、春日の決死の機略が足利軍を分断し、時行たちに一筋の活路を切り拓く。守護霊すらも震え上がるほどの阿修羅と化した顕家が、因縁の宿敵・高師直の首を狙い放たれる。頂上決戦の結末は、歴史の闇を血で塗りつぶす。若君の逃亡劇が、ついに神速の殺戮劇へと変貌する衝撃の第18巻。

⚠️ ネタバレを含みます。

戦火が京を焦がす中、北畠顕家は直常の策に嵌り、壊滅的な打撃を負う。だが、諦念を知らぬ若君・時行は、楠木党の奇策と春日の血を吐くような連携で、圧倒的兵力差を逆転の布石へと変換する。本作の白眉は、顕家と高師直による苛烈極まる一騎打ちだ。師直の冷徹な軍略を、顕家がその身を削るような鬼神の剣で強引にこじ開ける。剣閃が交錯するたびに戦場の泥は赤く染まり、観戦する時行ですら、かつてない死の気配に息を呑む。この巻で、顕家は単なる武将という枠を突き抜け、足利の支配構造を根底から揺るがす楔となる。一方、時行は逃げることでしか得られない「勝利の形」を悟り、鎌倉を取り戻すための冷酷な覚悟をその瞳に宿す。高兄弟の結束に亀裂が入り、足利直義の計算すら狂わせる混沌の渦。歴史が死の影に覆われる中、若君が初めて自らの意志で戦場を掌握する様子は圧巻の一言。血の代償を払い、次に進むべき道が見えたとき、物語は容赦なく最凶のクライマックスへとなだれ込む。
著者松井優征
出版社集英社
レーベルジャンプコミックス
発売日2024-12-04
18巻18巻

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