寒風吹きすさぶ冬の夜、コウとナズナは終わりゆく時間を慈しむように寄り添う。クリスマスから大晦日へ、街の喧騒を背に二人は永遠に続くかと思われた平穏を噛み締めていた。だが、ナズナの内に芽生えた「恋」という毒は、吸血鬼としての本能を狂わせる。運命を分かつ選択を前に、少年と吸血鬼は互いの喉元を熱く見つめる。これは、人間と吸血鬼という境界線を越え、二人がたどり着いた、痛いほど切なく愛おしい決別の夜の記録だ。
よふかしのうた(Call of the Night) 19巻 raw・ネタバレ
よふかしのうた 19巻
少年 / ジャンプ+ / 集英社
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漫画 紹介 Manga Guide
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内容紹介
よふかしのうた 19巻 ネタバレ・あらすじ
⚠️ ネタバレを含みます。
冬休み、夜の帳はかつてない冷たさで二人を包み込む。ナズナは自らが吸血鬼でありながらコウに恋い焦がれるという、種族の掟を根底から覆す矛盾に苦しんでいた。彼女の身体は徐々に変調をきたし、コウを吸血鬼に変えるという当初の目的すらも、純粋な愛の形へと歪んでいく。夜の街で交わされる他愛ない会話は、いつしか二人の未来を奪い合う刃となって突き刺さる。ナズナは自らの存在がコウの命を蝕むことを悟り、彼を突き放そうとするが、コウの意志は固い。彼はナズナを抱きしめ、吸血鬼としての生を拒絶し、人間としての死を選んででも彼女と共にいることを望む。この巻で描かれるのは、吸血鬼の寿命か、それとも恋がもたらす破滅か。互いを想うがゆえにすれ違う二人の視線が、夜空の下で静かに混ざり合い、物語は取り返しのつかない終焉へと加速していく。雪が舞い散る夜、ナズナが流した涙は、数百年生きた吸血鬼の孤独を溶かして消える。コウの指先が彼女の頬に触れたその瞬間、二人の世界は永遠から刹那へと塗り替えられた。
基本情報
| 著者 | コトヤマ |
|---|---|
| 出版社 | 集英社 |
| レーベル | ジャンプコミックス |
| 発売日 | 2024-02-16 |
| 19巻 | 19巻 |
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