Spot Raw

はじめの一歩(Hajime no Ippo) 21巻 raw・ネタバレ

はじめの一歩 21巻
PRAmazonで購入

はじめの一歩 21巻

ボクシング / 少年 / 講談社
広告

漫画 紹介 Manga Guide

hajimenoippo21raw

hajimenoippo21amazon

東日本新人王トーナメントの熱気は最高潮へ。幕之内一歩の拳は、数多の死闘を経て確かな重みを増している。被弾を恐れず懐へ潜り込み、相手の心臓を抉るようなアッパーを叩き込むその姿は、獣のごとき闘志そのものだ。青木・木村という良き仲間、そして千堂武士ら宿敵の存在が、一歩をさらなる高みへ押し上げる。拳一つで運命を切り開く、魂を削るようなリング上の対話。未完成だったはずの若きボクサーの輪郭が、今、圧倒的な熱量とともに鮮明に浮かび上がる。

⚠️ ネタバレを含みます。

新人王の栄冠をかけた過酷な階級争いが、一歩の身体を限界まで追い込む。小橋との死闘で学んだ「当てて倒す」という原点回帰の意識は、この巻でさらなる進化を遂げる。一歩は、相手の懐を制圧するまでの距離感を極限まで研ぎ澄まし、ただガムシャラなだけのボクシングから脱却を図る。木村と青木の泥臭い戦いも胸を打つ。特に木村のリングで見せる執念は、一歩に「勝つことの重圧」を再認識させた。物語の核心は、一歩が自身のボクシングにおける「必殺の拍子」を見出そうとする過程にある。ガードの上からでも相手の意識を断ち切るような強烈な左フック、そして、後世に語り継がれるあの「デンプシーロール」の片鱗を予感させる、重心の移動とリズムの構築。リングサイドで鴨川会長が見せる厳しい表情は、一歩がただの喧嘩屋ではなく、世界を狙うボクサーへと変貌を遂げつつあることを示唆している。対戦相手が抱く恐怖と、それをねじ伏せる一歩の純粋な闘争心が交錯する。
著者森川ジョージ
出版社講談社
レーベル講談社コミックス
発売日2021-05-20
21巻21巻

← はじめの一歩 の作品ページ(話・全巻一覧)manga raw ガイド