日本王者として君臨する幕之内一歩が、盟友・間柴了の荒ぶる魂と向き合う。世界への挑戦権を手にするべく、間柴はかつての暴力に支配された自分との決別を誓うが、過酷な練習環境という現実が彼の心を蝕む。孤独な戦いを強いられる間柴のために、一歩は単なるスパーリングを超えた『壁』を用意する決意を固めた。頂点を目指す者の覚悟が激突し、リングの内外で揺れ動く二人の男の矜持と、決して折れない拳が描かれる衝撃の第四十巻。